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Lisboaより 2


マルシャを観ました。毎年6月13日に行われる、リスボンの守護聖人である『聖アントニオ生誕祭』(別名 いわし祭り)の前夜に行われます。リスボンの各地域が衣装を凝らし大道具小道具を伴って行進します。日暮れが訪れる午後9時前には、広いリベルダーデ通りの両側はマルシャを待つ人の群れで溢れます。
午後11時頃でしょうか、最初のマルシャが始まりました。お祭りのために特設された観客席の前で踊りを披露して次のポイントまで行進(marcha)、そしてまた踊ります。‘次から次へと’ではなく、ゆったりと、パフォーマンス披露の合間には休憩したりおしゃべりしたりしながら進んでゆきます。この日ばかりは深夜にもかかわらず、小さな子供もお年寄りも立ちっぱなしで何時間も続くマルシャに釘付けです。
各地域の対抗戦となっていて、優勝者は明日発表されるそうです。

※今年も‘アルファマ’が強かったようです。