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Óbidosにて


リスボンの100キロ北、こじんまりとしてとってもかわいい町オビドス。13世紀の王ディニスⅠ世が、この地を気に入ったイザベル王妃にプレゼントした町です。全長1.5キロほどの城壁に囲まれていて、色とりどりのブーゲンビリアが家々の壁に這うように咲いています。
オビドスの名物、サクランボのお酒 ginja  があちこちで売られています。ショットでいただくことができて、カップはチョコレートでできています。甘くてちょっとだけすっぱい味。家庭で漬けている梅酒のようにほっとする味わいです。飲んだ後、カップにしていたチョコもいただきます。アルコール度数は20%くらいでしょうか。‘マリキーニャシュ’の歌詞にあるように、「つらいことはジンジーニャを飲んで忘れてしまおうよ」 という気分にさせてくれます。

槇のCDのタイトル『桜桃酒~ginjinha~』には ‘nha’ がついています。「さくらんぼのお酒ちゃん」 というような言い方です。