新春LIVEのタイトルにさせていただきました。
日本書紀の垂仁天皇(11代)紀より
「 九十年春二月の朔に、天皇、田道間守に命じて、常世の国に遣わして、非時の香菓を求めしむ。香菓、これをば箇倶能未(かくのみ)と云う。今橘と謂ふはこれなり。 」
垂仁天皇は、非時の香菓を求め、田道間守(たじまのもり)を常世の国に遣わしますがこの間に天皇はご崩御されてしまい、田道間守は嘆き悲しみ自死します。
非時香菓(ときじくのかくのこのみ)、いつも(時に非ず)香りたつ実で、橘のことです。常世の国にある、不老不死の霊薬と考えられていました。常緑樹であったので、永遠の象徴でもありました。
そんな橘にあやかりたいということ、また、この企画を‘散らさず’にこれからも続けていきたいとの願いを込めて、そしてもう一つの理由から、タイトルに引用させていただきました。
もう一つの理由とは、 「 橘 ~たちばな~ 」に大河原ひろ美さんと槇に共通することがあったからです。
種明かしはLIVEにて。
楽しみにしていてくださいませ。